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Posted by オオサカジン運営事務局  at 

2007年01月18日

子育て家庭の食育を応援~香川のNPO、生協、企業などが連携

事務所本体のHPからこちらに飛んできた人はTOPICSと内容的に重なりますので、あしからず。。。


14日の山陽新聞のネットニュースにこんなのがありました。


記事によると、高松市の子育て支援NPO法人「わははネット」コープかがわ子育てタクシー(県内のタクシー会社7社)などが連携して、育児と食育をサポートする「おうちデリ」サービスを開始したとのこと。

携帯電話のメールで子育て家庭に夕食の献立を配信され、その食材はコープかがわの店内に揃えられています。

また、共働きなどで買い物に行けない場合は、タクシーの乗務員が買い物を代行して届けてくれるサービスまであります。


「食育」というのは、最近注目されているキーワードですが、実は明治時代から使われていたそうです。
(参考:食育・食生活指針の情報センター

ただ単に栄養バランスなどの「食」に関する知識を学ぶというものではなく、食文化の継承やそれが作られる環境を守るといったことまで、非常に広範囲な内容を含んだものだと思います。


不二家の事件が大きく取り上げられる中、「食の安全」に対する関心が強まっています。

ただこの「食の安全」が極端になりすぎると、間違った「鮮度信仰」のようなことにつながりはしないかと心配します。


農林水産省の調べでは食品の廃棄や食べ残しの量が拡大しているそうです。

目安としては国民一人あたりに供給された食料のカロリーと実際に摂取したカロリーの差で判断するそうですが、この差が昭和42年度の12%から平成14年度の28%まで拡大しています。
(参考:「平成15年度の食料自給率」(農林水産省)


大雑把に言うと、日本では食料の4分の1以上が捨てられていることになります。

日本では飽食ですが、世界では飢えで苦しむ人が大勢います。

食中毒を起こすようなものは、もちろん論外ですが、消費者の側の意識も、もう少しこのあたりの事を考える必要があります。

最近は賞味期限が切れたらすぐに捨ててしまう主婦の人が増えてきたというような話も聞きます。

私の親の世代は半分腐っているんじゃないか?というようなものまで平気で食べていても、別に何ともなかったのですから、今はちょっと親が過敏すぎますよね。

だから子どもも抵抗力がなく、すぐに病気になるような気がするのは、ちょっと極論でしょうか?


日本には昔から「もったいない」という言葉があります。
ケニアの環境副大臣のワンガリ・マータイさんがノーベル平和賞を受賞したことで「もったいない(MOTTAINAI)」という日本の素晴らしい考え方が世界に広まりました。

このような食育への取り組みによって、自然の恵みに感謝して食べ物をいただくという考えが子ども達に改めて根付くことが期待されます。


ちょっと話が食育に偏りすぎましたが、香川のこの取り組みはNPO法人と企業の連携という意味でも非常に注目です。


NPO法人わははネット


おうちデリ


子育てタクシー



  


Posted by ほりさん  at 17:28Comments(0)気になる話題