カレーショップで障がい者の自立支援

ほりさん

2007年08月31日 18:35

本体のHPにも書きましたが、こちらのブログでもご紹介。

26日の中日新聞のネットニュースに載っていました。

身体や知的などの障がいを持った人々の自立を支援している浜松のNPO法人トータルケアセンターが浜松市内のアピタ初生店にカレーショップ「グレースアピタ店」をオープンしたとのこと。

カレー好きの私はすぐに反応してしまいました。


既に同じ市内の中区幸、浜松市役所にある店に続く、3カ所目の販売拠点というのは、驚きです。

障がい者の方たちの働く場として、着実に浸透してきているのでしょう。

市役所での販売分(1日30食)は、いつも売り切れ状態とのことで、その実績を買われての入店なのでしょう。


メニューは薬膳(やくぜん)カレータンドリーチキン弁当で、障がいを持ったを人たちが販売を担当しています。

市販のルーは使わず、30種類のスパイスで味付けした本格派だそうです。

いずれも持ち帰り用で500円とのことで、値段も手頃です。

これならきっと他のお店とも競争していけるでしょう。


トータルケアセンターの理事長のさんは、商品で勝負し、甘えなしで一般のお客さんに接したいと意気込んでおられるそうです。

ハンディを持っている人たちが頑張っているから、多少内容はよくなくてもいい、という甘えでやったのでは、長続きしないでしょう。

ハンディがあるなしにかかわらず、いいものは良い!という風に認めてもらうことが本当の自立につながると思います。

消費者には作り手がどうであろうと、商品がよければ、それを買うわけですから。

もちろんフラットな判断があったその上で、そうした人が頑張って作っているということを知ってもらうことも大事なことです。

どんどん店を増やす必要はないですが、さりとて支援の受け皿になるには、店がたくさんあった方が、より多くの人の働く場所を確保できるので、成功事例として、無理せずにぜひ頑張ってもらいたいものです。


NPO法人トータルケアセンター

介護タクシーやケアサービスやカウンセリングなどいろんな事業を展開されてます。



どうでもいいことですが、昨日の私のお昼はロシア料理でした。

ピロシキとすいぎょうざのスープのセットでおいしかったです。(こちらも500円!)

雑誌のハナコにも載っている注目のお店、いつも昼時に店の前を通るとロシア人の看板娘(?)さんが日本語でランチセットの販売にせいをだしてます。

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