懐かしい味がなくなるのは、寂しいですね

ほりさん

2007年03月30日 00:03

昨日はいつもお世話になっているNPOが法人化を目指すというので、梅田で行なわれた打ち合わせに参加して、相談にのってきました。

夜は大学時代によく行ったお店が今月いっぱいで閉店してしまうというのを聞きつけたので、サークルの後輩と一緒に晩御飯を食べに行きました。

落ち着いた音楽が流れる山小屋風のしゃれた内装もさることながら、「愛す可否(アイスコーヒー)」「素敵(すてき)な彼(カレー)」などユニークなネーミングのメニューの数々もとてもおいしかったです。

どれも食べたかったのですが、最後もやっぱり僕が一番好きなレモンライスを注文しました。


お店は30年ちょっとも営業されてきたそうですが、数年前にご主人がなくなってから、奥さん一人で頑張ってきたのもついに限界がきたとのことです。

店には閉店を聞きつけてきた人が連日訪れ、メッセージを書き記した分厚いノートもあっという間にここ最近だけで2冊を超えていました。

このノートは開店以来ずっと、学生たちがいろんな思いを書き綴ってきたもので、もうどれくらいの数になっているのでしょう?

僕らに年代の近い人から、大先輩の世代までいろんな人がそれぞれのお店での思いを込めてメッセージを残していました。

奥さん今の楽しみは、店が終わって落ち着いたら、ゆっくりとこのノートを見ることだそうです。


僕らもメッセージを残して、最後に奥さんと一緒に写真を撮りました。

優しい笑顔の素敵な奥さんですが、見た感じちょっとしんどそうなところが気になりました。

お店が閉まるのは寂しいですが、仕方がないですね。

長い間お疲れ様でした。



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